Leopold Stokowski (レオポルド・ストコフスキー)
出生:1882年04月18日(イギリス ロンドン) --
死没:1977年09月13日【満95歳没】 (イギリス ハンプシャー州ネザーウォロップ)
活動期間:1909年 - 1977年
※ 1976年 CBSと5年間の録音契約を締結
“音の魔術師” 「ストコフスキー・サウンド」
どんな曲でも常に新鮮で刺激のある演奏をした。彼はオーケストラを操る達人であり、指揮棒を使わずに指揮を行い
(指揮棒を使わない理由については「1本の棒より、10本の指の方が遥かに優れた音色を引き出せる」と語っている)、表情豊かな音楽を引き出した。
楽曲をより分かり易く、効果的に響かせるために楽曲の改変をも辞さず、批評家をしばしば敵に回したが、
その生命力あふれる独創的な解釈と、「ストコフスキー・サウンド(日本では「ストコ節」とも)」と呼ばれた華麗な音色で、聴衆の圧倒的な人気を得た。
「音の魔術師」の異名はこの独特の演奏手法に由来する。
Leopold Stokowski (レオポルド・ストコフスキー)
日本公演
日本の地を踏んだのは、1965年07月のことであった。
日本フィルハーモニー交響楽団と、当時日フィルを支援していたフジテレビ系の外郭団体が招聘元であり、東京文化会館と日本武道館でコンサートを開いた。
◆1965年07月08日の公演(東京文化会館) (開演19:00) 日本フィルハーモニー交響楽団
バッハ:パッサカリアとフーガ
ハ短調
アイヴズ:「答えのない質問」
柴田南雄:「シンフォニア」
チャイコフスキー:交響曲第4番
主催
サンケイ新聞社
後援
フジテレビ 文化放送 ニッポン放送
◆1965年07月10日
読売日本交響楽団 ベートーヴェン 交響曲第7番(1曲のみ指揮し、他の曲は飯守泰次郎が指揮)
◆1965年07月13日の公演(日本武道館) (開演18:30) 日本フィルハーモニー交響楽団
バッハ:トッカータとフーガ
ニ短調(ストコフスキー編)
ベートーヴェン:交響曲第5番
ヘンリー・カウエル:琴と管弦楽のための協奏曲
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」
スーザ:「星条旗よ永遠なれ」(アンコール)
主催
サンケイ新聞社
後援
フジテレビ 文化放送 ニッポン放送
・この公演では、ストコフスキーは弦楽器群のチェロとコントラバスと管楽器群の位置を変えるなど、独特の楽器配置を行ったりした。
また、「星条旗よ永遠なれ」の演奏では、警視庁音楽隊や在京各学校の鼓笛隊などから人員を集め、ピッコロ26、トランペット10、トロンボーン12を以って金管部分を大補強した。
一方で、武道館の公演では正力松太郎の横槍でなかなか公演許可が下りないなど苦労もあったが、一番大きな事件は読売日本交響楽団との二重契約騒動であった。
これは、結果的には招聘元の外郭団体がストコフスキー招聘の成功直後に活動を停止してしまったことと、ストコフスキーがマネージャーを持たなかったことに原因があった。
契約条項に「フリーの日は日フィルは干渉できない」云々という一文があったため、日フィル側は「見て見ぬふり」で読響との公演を黙認した。
が、結果的に認められたのは7月10日の読響公演のうちベートーヴェンの交響曲第7番の指揮のみであり(他の曲は飯守泰次郎の指揮)。
他に企画されていた公演は契約条項や滞在許可の兼ね合いもあり、中止となった。
※正力
松太郎(しょうりき まつたろう、1885年(明治18年)4月11日 ?
1969年(昭和44年)10月9日)は、日本の警察官僚、実業家、政治家。元読売新聞社社主。
※「武道館で軟弱な西洋音楽とはもっての外」と、ビートルズの有名な一件より前に同じようなことがあった。ストコフスキーは武道館で演奏会を開いた最初の外国人音楽家となった。
(ビートルズの日本公演は1966年06月29日に訪日。公演は06月30日および7月01日・02日。07月03日に離日。会場はすべて東京都千代田区の日本武道館大ホール。)
※草刈津三『私のオーケストラ史?回想と証言?』デュオ・ジャパン、2005年
章 「レオポルド・ストコフスキー、ただ一度の来日」
※草刈津三(くさかり・しんぞう、1926-2004)は、指揮者渡邉暁雄とともに日本フィルハーモニー交響楽団の創設に関わりその黄金期を築いた。
※「ラジオ技術」1981年8、10月号 ラジオ技術社
★STERO 32GD
175807(GES-9138)
Kappelle Immoral Live Series
------カペラ不滅のライブ・シリーズ
JOHAN SEBASTIAN BACH (1685-1750)
TOCCAT AND FUGE BWV.565
(arr.STOKOWSKI) 9'23″
トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565 (ストコフスキー編)
LUDWING VAN BEETHOVEN (1770-1827)
SYMPONY No.5 in C mainor
OP.67
交響曲5番 ハ単調 作品67 (運命)
Allegro con
brio 第1楽章
6'13″
Andante com moto 第2楽章 10'11″
Allegro
第3楽章 9'03″
Allegro
第4楽章 9'03″
IGOR STRAVINSKY (1882-1971)
PETOROUCKA (Rehasal)
16'19″
バレイ音楽(ペトルーシュカ)(リハサール風景)
Cond. LEOPLD STOKOWSKI
指揮 :レオポルド・ストコフスキー
JAPAN PHILHAMONIC SYMPONY ORCHESTRA
日本フィルハーモニー交響楽団
録音
1965年07月13日 日本武道館
日本フィルハーモニー特別演奏会
ライナー・ノート : 指揮者 渡邊暁雄氏 1987年04月27日・談
GAKKEN
CD . LTD. MADIN
JAPAN¥3,200
★STREO P23G-535
JOHAN SEBASTIAN BACH (1685-1750)
TOCCAT AND FUGE BWV.565
(arr.STOKOWSKI) 9'23″
トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565 (ストコフスキー編)
LUDWING VAN BEETHOVEN (1770-1827)
SYMPONY No.5 in C mainor
OP.67
交響曲5番 ハ単調 作品67 (運命)
Allegro con
brio 第1楽章
6'13″
Andante com moto 第2楽章 10'11″
Allegro
第3楽章 9'03″
Allegro
第4楽章 9'03″
IGOR STRAVINSKY (1882-1971)
PETOROUCKA (Rehasal)
16'19″
バレイ音楽(ペトルーシュカ)(リハサール風景)
Cond. LEOPLD STOKOWSKI
指揮 :レオポルド・ストコフスキー
JAPAN PHILHAMONIC SYMPONY ORCHESTRA
日本フィルハーモニー交響楽団
録音
1965年07月13日 日本武道館
日本フィルハーモニー特別演奏会
ライナー・ノート : 指揮者 渡邊暁雄氏 1987年04月27日・談
1990 PLATZ INC.MADE IN JAPAN
DISTRUBUTED BY NIPPON COLLMBIA CO.
LTD.
税込定価 ¥2,300 (税抜価格¥2.233)
★M&A/US
CD 944 (2cds)
Leopold Stokowski Conducts P. I. Tchaikovsky
Public Performances, 1965-1973
1.Symphony No.4
Japan
Philharmonic Orchestra
Rec. 1965/07/08, Tokyo
2.Symphony No.6 "Pathetique"
London Symphony Orchestra
Rec. 1973/04/21, Fairfield Hall, Croydon, UK
3.Symphony No.5
American Symphony Orchestra
Rec.
1967/12/04, New York
4.Overture 1812
Royal Philharmonic Orchestra
Rec.
1969/06/15,
London
1996年に発売されましたが、日本の輸入盤取扱店には入荷
しなかったようです。
原因は多分日フィル(旧)の東京文化会館でのライ
ブが含まれていることでトラブルが起きることを敬遠されたからでしょう。
Stokowski New Releas
Stokowski Movie & Soft
Stokowski discography
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THE SQUIRREL CAGE Ⅴ